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2014年10月29日 (水) 図書館・・・ではない!

おはようございます、CGデザイナーのH.Iです。

今回はライブラリの話をしたいと思います。

 

ライブラリという単語を直訳すると「図書館」ですが、IT業界においては、

ある特定の機能を持ったプログラムを他のプログラムに再利用できるように
部品化したファイル


とのことです。

 

では3DCGを作る上でのライブラリとは何か?

先ほどのIT業界と似ているのですが、データ作成の際に必要となる元データのことです。
要するに、モデル、UV展開、テクスチャが完成している状態で保存されており、

いつでも使えるパーツデータの事を指します。

例えば、キャラクターを一体作る時に、ボックスやキューブから作るなんてことは
ほとんどしません。(デザインによりますが)

こういう靴を作りたい!と思った時、ボックスから靴を作るではなく、すでに存在する
靴のデータを改造します。

ズボンもテクスチャとしわの形だけ作成するとか…。
ネクタイは、首周りだけ作成するとか…。
Tシャツはこれを使いまわして…、といった形ですでにあるデータ、
即ちライブラリを使用して作成していくのです。

ある会社ではライブラリを使いまくることで、3年かかるコストが1年に減りました!
といった話もあるくらいです。

 

ってことはじゃあ、業界の人は誰も一から作っていないのか!?って思う人も
いるでしょうが流石にそんなことはないです。

ライブラリは、汎用的であればあるほど優れていますが、それだけデザインも普通に
なってしまうので、個性的なデザインの場合は一から作る必要もあるでしょう。

なので、「業界ではライブラリを使うから、一から作る必要はないんだって、キャハッ!」
とか言っちゃってると後悔することになります。

 

ライブラリという存在を心の中に留めつつ、勉強をしていく必要があるな~と思う
今日、このこの頃でした。

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