2014年11月 6日 (木)さっさと組め
おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのR.Iです。
最近、寒くなってきましたね。
布団から出るのも少しずつ辛くなってきた今日この頃。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は少しスクリプトを使った作業効率化の話をします。
自分の職種はモーションデザイナーなのですが、ボトルネックになる要因が
自動化できそうな場合、スクリプトを使って作業効率化を図ります。
ただ、ここで忘れてはいけないのは、僕の職種はモーションデザイナーであり、
スクリプトを組むのが専門ではありません。
僕がスクリプトを組んでいる間、1人分の仕事が稼動していないことになります。
こんな状態で自分がやらないといけないことはただ一つ。
さっさとスクリプトを組め
です。
どんなモデルデータが来ても対応できるスクリプトは素晴らしい。
できれば、色々考えてフローを組みたいと思う。
ただ、早めに結果をださないといけない時に綺麗なスクリプトを
書くことを目標にはできない。
効率化できることをある程度、限定したり、
スクリプトを少し書き換えるだけで、ある程度対応できるものにしたりして、さっさとスクリプトを組む。
これで自分の作業ペースは確保しつつ、効率化を図っていきます。
スクリプトの作成時間をいかに短くして、適切な効果を生み出すかが、とても重要です。
スクリプトを使わずに作業した場合、3時間かかる作業を
スクリプトを使ったら、1時間で作業が完了した。
このスクリプトを作成するのに1時間かかった。
上記の内容で2時間の作業効率化に成功。
スクリプトを作成するのに1時間かかったので、1時間の作業効率化に成功したことになります。
スクリプト作成する場合、さっさと組んでしまった雑なものでも、運営してみると意外と効果がでるものです。
大事なのは、どこを自動化できるかを見極めることと、
このスクリプトで何が効率的になるかを明確にすることです。
なので、僕はスクリプトの中身よりマニュアルのほうに時間を割くことが多いです。
スクリプトを組めば、使う人が同じ品質、同じ時間でムラのない結果を出すことができるのが、最大の魅力です。
好きな人は好きだし、嫌いな人はすごく嫌いなスクリプトですが、覚えて損はないと思います。
凄いモーションを作れるようになるのもいいけど、
いかに短い作業時間でモノを作れるようになるか、そんな所にこだわるのも面白いと思いますので、みなさんもぜひ。
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