2014年12月16日 (火)紙についての話
おはようございます。
本日の当番、プランナーのM.Yです。
アメリカのプロレススター「ハルク・ホーガン」ファンのことを、
「ハルカマニア」と呼ぶそうです。おもしろいですね。
今回はそのハルクの話ではなく、ホーガンの話です。
そう「方眼紙」です。ホーガンだけに。
・・・。
プランナーとして入社したての頃、ステージの仕様書を作成することになりました。
そこで、「ステージは方眼紙に描いて考えるんや!」と言われて購入したのが、
方眼紙との出会いでした。
それまで横にラインの入った紙や、無地の紙しか使ったことがなかったので、
脳内のイメージを方眼紙に描くのが、とても難しかった思い出があります。
ゲームでは「縦・横・高さ」の標準となる長さを仕様として決定します。
方眼紙の1マスをその標準の長さとして、
何マスだったら、どういう見た目になるのか?
何マスだったら、どういうプレイ感になるのか?
そういったことがイメージ出来ないと、上手く作れません。
仕様を渡して3Dモデル化した時に、脳内のイメージより狭い感じになった・・・
なんてことは、ざらにありました。
しかし、時代と共に開発ツールやゲームエンジンが発展して、
実際にゲーム画面で見て確認・修正が簡単に出来るようになりました。
そして方眼紙とは一時のお別れとなります。
なんだかんだと時は過ぎ、方眼紙が復活します。
ゲームの開発ツールが発展しても、未だ変わらず紙とペン&エクセルで行う、
プランナーのお仕事、それが「フローチャートの作成」です。
私はフローチャートを清書する時にエクセルを使いますが、
今までエクセルの図形機能を使い、長方形とコネクタで作成して来ました。
しかし、この方法には色々と欠点もあります。
図形の中の文章は、検索や変換が出来ない。
コネクタの自由度が少なく、複雑な分岐が描きにくい。
図形がずれると矢印がぼやけてイライラする。(これ大事)
そんなある日、他の人がセルに直接フローを書いているのを見て、
目から鱗が落ちました。
これなら検索も出来るし、矢印も真っ直ぐ引けるじゃな~い!ヤッター
早速、真似ることにしました。
そして、この方法でフローチャート書く場合には、エクセルは方眼紙サイズに
した方が便利でした。
それなら下書きに使うノートも方眼紙にした方が清書がしやすいんじゃないか?
そういう訳で、現在私の手元に方眼紙ノートがあります。
プランナーを目指す皆さんも、「ホーガンマニア」になろう!
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