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2015年2月 9日 (月)開国シテクダサヨー

おはようございます。モーションデザイナーのK.Iです。


先週、モーションデザイナーのK.Cさんが当ブログで話していた「専門用語の壁」
分かります、僕にも経験があり独り鎖国状態に陥ったことが何度かあります。

そして最近、新たな壁が立ちはだかりました。それは「文化の壁」です。

弊社モーションチームにも外国人スタッフが入社しておりグローバルになってきました。
歳も近く、同じプロジェクトメンバーということもありコミュニケーションが密になってくると、
必然的に「文化の壁」「言葉の壁」が生じてきます。

その苦労や刺激を一番感じているのは当然本人かと思いますが、実は僕自身も感じています。
普段話している日常会話も日本語としては適切でなかったり、ニュアンスや勘でコミュニケーションをしている事が多いです。
その微妙なニュアンスや勘は経験でしか培うことが出来ず、言語として解釈するのは難しくなってきます。

しかし、本人は言語で意味を知り解釈するため壁が生じます。
例えば、
「モーションが出ない」「出ている」の違いや、
「ついている」「ついていない」をラッキー&アンラッキーと混同してしまったり、
「ザックリ=荒く」などの擬音、
「メリハリ=緩急」「詰める=ブラッシュアップ」といった専門用語、
「モーションを流して作る」「流す?水を?」「モーションを連続して作る」
「豆?=マメ=几帳面」ハァ
と言った具合に心身ともに削れる思いです。
本人の気持ちを考えただけで僕は脳震盪で倒れそう…

特にモーション制作の場では擬声語やその他専門用語が飛び交いますから、
安易に「ここをグッ」っとなんてことを言えば、プログラマー含め漏れなく眉間にシワがよる訳です。

改めて考えてみれば、相手を想定して会話の歯車を合わせていけばすれ違いも起きにくいと思いますが、
余りに当たり前の事だと「改めて考える」という発想にすら辿り着けないものです。
斜め上からの質問ばかりで、脳の普段使っていない部分を刺激されているようで個人的にはエキサイティングです。

しかし仕事はレスポンスが重視される場合も多いですから、時間の使い方がシビアになってきます。
そうなると説明が疎かになったり効率化を図るために必要最低限のことしか教えなかったりします。

が、アクセスゲームズのモーションチームは非常に寛大な方が多いので、とても紳士に対応してくれること間違いありません!
外国人アニメーターの方、特にアニメーション技術に絶対的な自信がある方、言語の壁は二の次で結構だと思います。
情熱あるポートフォリオをお待ちしております。(なんの話だっけ…?)

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