2015年4月21日 (火)世界はそれを匠と呼ぶんだぜ
おはようございます、本日の当番デザイナーのR.Mです。
最近の日中はぽかぽか陽気でおでかけが楽しいですね!(^-^*)
先日、大好きな作家さんの展示会に行ってきたのですが、
友人や家族に自慢したところ、「ふーん」と一蹴されてしまい真に遺憾であります…。
その作家さんは個性が強すぎる抽象的な表現をされるのですが、
見る側からすれば理解できないところも多いんだろうな、と変に納得してしまったのです。
好きなものを好きになってもらう表現というのはとても難しいものです。
「好きだからうさぎを描こう!うさぎを描いた!満足だ!かわいい!!」
では他の人の目には留まらない作品になってしまいます。
このシルエットがかっこいいんだ!とか、
ここのディテールが綺麗なんだ!とか、
この色味が最高に美しいから表現したいんだ!とか…
筆に情熱を注いでキャンパスに入魂すれば、何か見た人の目に留まって
「わぁ」だとか「すごーい」だとか、ちょっとした感想が生まれると思うのです。
その感想が大きくなればきっと自分の好きなものを好きになってくれる人は
いるんじゃないかなぁ…とぼんやり考えたのでした。。。
今回は好きなものの表現のお話でしたが、お仕事となるとそうはいきません。
「ふーん」で終わられてしまっては困るからです。
目的や意図のあるデザインの場合、その目的や意図を無視したデザインは
それこそ「ふーん」なのです…。難しいなぁ…。
デザインのお仕事をするようになって約一年、なかなか難しい課題ですが、
一目で「また見たい」、「かっこいい」と思わせれば勝ち。
立ち止まってじっくり見てもらえるなら大勝利なので、
これからも見る人を意識したデザインのお仕事をやって行こうと思い、
またペンを握るのでした。
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