2015年6月29日 (月)舞台役者達との飲み会にて
どうも、ヤッハロー!AMプランナーのKACKYです。
先日、舞台役者達との飲み会に参加してきた時の話です。
私自身、元演劇会の人間だったこともあり
知り合いに業界の人達が多いのですが、
先日、芸能界にいる友人より、
舞台稽古終わりの役者達との飲み会に誘われました。
彼らは、本番を4日後に控えており、
飲み会では、当日の稽古の反省会が行われ、
個々に悩みを打ち明けていました。
「セリフを上手く言えないんです…」
「ダンスシーンで上手く踊れないんです…」
「段取りが覚えられないんです…」
みんなそれぞれ悩みがあり、「頑張れよ!」と応援する反面、
みんな狭い視野で、物事を考えているな~と感じました。
舞台は台本を元に役者達の芝居が積み重なって出来上がります。
決して、それぞれの役者が自分の事だけを考えても舞台は完成しません。
自分の役を上手に演じるだけではなく以下のことを考慮しなくてはなりません。
①作品を通じて自分の配役の仕事は何か?
→各シーン、作品テーマとして、何を表現する為の役なのかを追求する。
例)悪役の役割は、ヒーローを引き立たせることが仕事。
②共演者達の気持ちを引き出す為にできる事は何か?
→1役者ではなく1つのシーンとして楽しめる、テンポ、空気感を作り込む。
③次のシーンに変わる時、どういう芝居をすればよいか?
→観劇側の気持ちになり、物語を面白くする為に繋がりを
意識した芝居をするのかしないのかを考慮する。
以上はたったの一部分ですが、プランナー業務にも大いに関係があります。
①②③をプランナーの業務に置き換えれば、
①ゲームのコンセプトを表現する為にはどのような演出が必要か追求。
②1つ1つが面白いからOKではなく、総合的にシミュレーションし判断する。
③データの引き継ぎ、バックアップなどは自分の都合ではなく、
次のフェイズ、担当者に必要な物が揃っているかで判断する。
こういった事に置き換えられます。
アクターもクリエイターも同じですね。
自分がいつも考えている事や行っていることが、
どこまでの視野の範囲で見れて、そして判断しているか考えてみてはと思います。
それではまた。
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