2015年10月21日 (水)「らしさ」の表現方法
おはようございます。本日の当番、モーションデザイナーのN.Kです。
キャラクターの「個性」や「らしさ」を表現するために、モーションで気をつけることはいくつかあります。
キャラクターの「個性」や「らしさ」を表現するために、モーションで気をつけることはいくつかあります。
たとえば「女性らしさ」を出すには、手足の動きを柔らかくする、指先やつま先のラインを美しく見せる。「少年らしさ」を出すには、手振り身振りを大きくしメリハリをつける、などがあります。
モーションでそのように表現させるのは必須とも言えますが、キャラクターモーション以外でも表現することがあります。
モーションでそのように表現させるのは必須とも言えますが、キャラクターモーション以外でも表現することがあります。
それはカメラアングルです。
男性A、Bの二人が会話をしているとしましょう。
話しかけているAの男性はアオリで映しており、話を聞いているBの男性は俯瞰で映しているシーンを想像してみてください。
これだけでも二人の関係性が表れています。
これだけでも二人の関係性が表れています。
人を威圧的に見せるには、見下ろされているかのようにカメラアングルをアオリにし、逆に弱い立場の人を表すには俯瞰のアングルにします。この場合は、Aの男性はBの男性よりも上の立場、と言えるでしょう。
表情やそれぞれの態度によって表現は変わるでしょうが、基本的な表現方法の一つです。
斯くいう私も以前デモを作成したときに、柔和な性格の主人公を映すためカメラアングルをアオリ気味で作成していると、「威圧的にならないようにアオリは極力使わないでね」と教えていただきました。
ちょっとしたことでも、キャラクターの「個性」や「らしさ」が変わることを知った瞬間でした。
モーションに限らずキャラクターを表現する方法は他にもありますので、
表情やそれぞれの態度によって表現は変わるでしょうが、基本的な表現方法の一つです。
斯くいう私も以前デモを作成したときに、柔和な性格の主人公を映すためカメラアングルをアオリ気味で作成していると、「威圧的にならないようにアオリは極力使わないでね」と教えていただきました。
ちょっとしたことでも、キャラクターの「個性」や「らしさ」が変わることを知った瞬間でした。
モーションに限らずキャラクターを表現する方法は他にもありますので、
その一つとして、カメラアングルでの表現方法にもぜひ目を向けてみてください。
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