2015年10月 8日 (木)クリエイターってなに
朝夕すっかり冷えるようになり、Tシャツ好きには厳しい季節になってきました。
皆さん体調管理は万全ですか?
おはようございます。本日の当番、デザイナーのY.Nです。
今日は口にするとかっこよく聞こえる(笑)、クリエイターという存在についてのお話。
クラウドファンディングという言葉を聞いたことがありますか?
簡単に言えば、クリエイターが一般の人から広く出資を募り、集まった資金で何かを創作してしまおうってシステムです。
音楽や映画であったり、古くは自由の女神の台座制作なんてのもあったようです。
最近大好きな漫画のアニメーション映画化の資金を、クラウドファンディングで
集めるというのがありました。
その監督のことも大好きなので、少ないお小遣いをやりくりして1口出資
したのです。
特典もありまして、クリエイター主催ミーティングへの参加や、制作進行報告、
エンディングテロップへの名前表記などなど。たまりません。
ミーティングに参加すると、あこがれの監督やプロデューサーが目に前にいます。
制作秘話も聞けるし、我々の資金によって作られたパイロットフィルムもみせてくれます。
至福の一時を味わえました。
ああ、一緒にこの映画を完成に向けて前進させているんだという実感
がありました。
そんな経験の後、ふっと思うことがありました。
曲がりなりにも長い間ゲーム業界に身を置き、クリエイターの一員と
してやってきました。
クリエイターということは自分自身で何かを生み出すこと、あるいはチームで物を作っていくこと。
そんな風に思いこんでいた節があります。
しかしお金を出す、応援する、励ます、といったことも、クリエイトなのだと最近やっと気がついたのです。
クラウドファンディングが、出資というとてもわかりやすい形でした。
でもお金が絡まなくても自分が見たい、聞きたい、欲しいものに何らかの形で応援する事も立派なクリエイティブ作業だと思います。
ファンになり、応援する人もクリエイターだったのです。
そう、お客さんも作り手も含め、みんながクリエイターなのです。
今更何言ってんだこいつと、声が聞こえてきそうですが、当たり前だったことに気が付いてないことってあります。
自分が気がついて、自分が少しでも変わっていくことが大事なのかなと思います。
さて私がどう変わったかというと、ちょっとだけ創作活動に対して肩の力が
抜けました。
完璧なものを一人でやってしまおうと思う邪心が薄れたのです。
心の持ちようだけですけど、ちょっといいと思いませんか?
クリエイターを目指す人も、悩みや苦しみもおおいですが、その中で自分なりの『気付き』をみつけて羽ばたいてくださいね。
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