おはようございます。
プログラマーのG.Iです。
今日も寒いです。もう冬です。
前回ブログを書いたときは、夏だったのでなんか変な気持ちです。
開発スタッフ順番に回ってきているので、それくらい人数が増えているということなのでしょう。
今日は
前回に引き続き、プログラマー志望の学生さんに向けてのお話です。
特にAGを志望している人がいたら、参考になると思いますよ。
それは何かというと、、、
ズバリ、応募作品の話です。
AGは設立してもうすぐ15年ですが、まだまだ小さい会社です。
やはり、新人スタッフにはなるべく早く正式なプロジェクトに入ってもらって一緒に仕事ができるのが望ましいです。
そのためにも、学生時代の作品が採用の大きな基準となっています。
僕も応募作品が来るといつも楽しみに見させていただいていますよ。
いろんな作品があって、本当に面白いです。
ですが、そこから選考して次のステップ(AGで言うと第2面接かな)に進むにはやはりコツがあります。
もちろん、バリバリのFPSを全て自分でプログラムして作ったとか、ゲームに組み込むためのクロスシミュレーションツールを考えて作りましたとか、そういうものなら全く問題なしですが、なかなかそんな人いませんよね。
僕でも無理です。
そこで、先ほども書きましたがアクセスで作品選考する上で非常に重要なポイントを3つ書きます。
※ちなみに、あくまでプログラマーの話なので他の職種の人は気にしないでくださいね。
1、作品が完成している!
中途半端に作りかけのものは、最終的なビジョンが見えないので選考しにくいです。
また、ゲーム作りにおいて(おそらくどの仕事でもそうかもしれませんが)最後までやりきるというのは非常に重要なことなので、その経験をしているのかがポイントです。
大きな構想のあるゲームの一部よりも、ルールが明確な簡単なゲームを完成させている方が良いですね。(ブロック崩しとか)
2、3Dの作品であること!
AGでは設立以来3D作品をずっと作ってきています。
もちろん、それ以外はダメ、、というわけではないですがプログラマーとして3次元への理解が低い人は採用しにくいです。
できれば、ゲームルール、グラフィックともに3Dであってほしいですね。
3、既存のエンジン、フレームワークは使用しない!
少し語弊がありますが、ゲームエンジンやフレームワークを使った作品が最近多いのであえて書いています。
AGでもいくつかエンジンを使用して作品を作っていますが、非常に便利で使いやすいです。学生さんでもすぐにいろいろなことができるようになります。
だからこそ、エンジンを使ったテクニックや技術は非常に欲しています、、が、それはあくまで基礎知識ありで身につけてほしいです。
なぜかというと、基礎知識なしでエンジンの部分だけをカスタマイズしたのではプロとして働いたときに必ず躓くからです。
自分ひとりで(チームでもいいですが)エンジンなしで作った作品+エンジンを利用して
作った作品という+αの要素としては非常に良いですが、単体では、どの程度基礎を理解しているのかが不明瞭、もしくはそこまで見切れないので選考しにくいです。
何事も基礎が大事ということですね。
4、自分の担当した場所、作品でアピールしたい箇所がわかるように!
特にチーム制作で多いのですが、作品としては素晴らしくても
担当した場所がわからなければ、どうしようもありません。
メモでも説明書でも何でも構いませんのでしっかり伝えるのを忘れずにしましょう。
5、開発環境を忘れずに!
あたりまえですが、プログラマーの選考なので実行ファイルだけでなく、ソースコードも確認します。
また、環境はあるけどビルドが通らなくて確認できない、、なんてことも多々あるのでその点はしっかりと確認しましょう。
割と当たり前なことですが、上記のポイントをしっかり押さえているとこちらも選考しやすいので次のステップに進む可能性は高いです。
どしどし応募マッテマース!!
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