2015年12月17日 (木)もう1本ビール瓶が倒れたら、壁には96本のビール
冬ですね、外は寒いけれど通勤の電車はあったかくて眠くなる…そんな時期ですね。
本日のブログ当番、プランナーのY.Tです。
他の人もブログで紹介していますが、アクセスゲームズでは定期的に海外ドラマの観賞会を行っています。
海外の文化や歴史、トレンドを知るためのよい機会なので毎回楽しみにしています。
せっかくなので、会社外でも見るくせをつけていかないとな~と、先輩にオススメしてもらった海外映画を見ていたところ、鑑賞する中でよく注意しないといけないことがあるのに気がつきました。
それは、カメラワークや演出に注目する…といったことではなく、もっと基本的な「映画の中で違和感があったらすぐに調べる」ということです。
当たり前のことなのですが、映画を見ながらだとお話や演技・演出に気を取られて小さな違和感をそのまま置き去りにしてしまうことがしばしば…。
例えばですが、
ある映画の、二人の男性が車に乗りながらハイウェイをドライブしているシーンで助手席に座っていた方がいきなり歌い始めました。
「もう1本ビール瓶が倒れたら、壁には96本のビール。壁には96本のビール…」
そのシーンを見た時「何これ?当時この地方で流行っていたのかな?」と疑問を覚えたものの、そのままにしてしまいました。
その後、疑問は別の機会に解消されました。
マザーグース関連の本を読んでいたところ、件の映画が「マザーグースが引用されている映画」として紹介されていたのです。
下敷きにされていたのは "Ten Green Bottles" という有名な数え唄で、10本または100本から瓶の数をカウントダウンしていく、というものです。
つまり、映画の中では
「カウントダウンする唄を100から歌い出すくらい非常に退屈している」
ということを示すために使われていたのだと、この解説を見てやっと理解しました。
偶然本で知る機会があったからよかったものの、そうでなければ映画のシーンの真実は永遠に失われたままになっていたところでした…違和感は大事に!
知っていたら作品をもっと深い部分で楽しめる…ものの、なかなか身につけづらい海外のお約束。
きっちり入手して、面白いモノづくりの土台にしていこうと改めて感じるできごとでした。
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