2016年2月29日 (月)するべき対話
プログラマと名乗っているので仕事はプログラムなのですが、プログラムだけしていればいいというわけではないなーとか思う今日この頃です。というのも、プログラムを書くのは基本的には個人作業になりますが、あくまでもプログラムは製作物の一部で、プログラムだけではゲームはできません。
例えばキャラクターなら、モデル、モーション、サウンド、エフェクト等、必要なものがパッと上げただけでこれだけでてきます。それぞれを組み込んだり、調整したり、その仕組みを作ったりするのがプログラマの主な仕事ですが、当然各担当とのやりとりや、指示が発生します。
「このサウンドはこの状態の時に何フレームおきに再生してください。」
「このモーションの何フレーム目からこのモーションに繋いでください。」
とかいろいろですが、こういう具体的な内容はまだいいんです。
一番やっかいなのが、形が無いと言いますか、明確な完成形がまだ見えていないものに関しての話をするときですね。
「この弾の挙動はもっとグワーって感じですね。」
「この技はもっとガッ!といってドン!みたいになりません?」
というような、よくわからないやり取りがよく発生します。
相手が頭の中で思い描いているものを図とかで説明してくれるとわかりやすいんですが、それも難しい時もあります。一番まずいのは同じものを作っている人同士の認識がずれることですので、ここはお互いがちゃんと理解できたと思えるまで話をしましょう。話をしていく上でよりいいものが思いつくこともありますし、何より考えているものがずれたまま作業すると、作業時間が無駄になります。なぜあんな無駄な時間を…とならないように、しっかりとやりとりしておきましょう。
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