2016年2月18日 (木)色とはいったい…うごごご!
おはようございます。本日の当番、CGデザイナーのY.Yです。
最近「物理ベースレンダリング」という言葉をよく見るようになりました。
様々な所で主流の、あのエンジンもそのエンジンも物理ベースに移行しリアルな表現がされているゲームにはこぞって使われてますね。
もはや知らない人はいないんじゃないか、と思えるほどになってきています。
さて、そんな使っているだけでリアルな表現が出来ちゃうほど素敵な「物理ベースレンダリング」ですが、理解せずに使っていると困ることも多数あります。
もちろん、全て理解するのは難しいですが、簡単には理解しておいた方が色々と役に立つ場面も多くなってきます。
なので、今回は物理ベースの基礎の基礎、物理的な考え方の「色の見え方」を軽くだけ書いていきたいと思います。
まず、考えてほしいことは、赤色のリンゴはなぜ赤色なのか、です。
…というと、バカにしているように聞こえるかもしれませんが、物理的な考え方ではそこの「なぜ赤色か」を考えるのが重要になってきます。
第一に赤色とはなにか、赤色のリンゴや赤色のペンキは何故「赤」に見えるのか。
それは光の波長が関係してきます。
光には波長があり、その波長の中には様々な色があります。
物質はその光の波長を色によって反射・吸収し、反射した波長が私たちの目に入り色として知覚できる、ということです。
つまり赤色のリンゴは赤色の波長以外を吸収し、赤色だけを反射させます。
なので、赤色の波長を受け取った私たちがリンゴは赤色だ、と思うわけですね。
と、簡単に色の見え方をリンゴに例えて書いていきましたが、物理ベースの色の見え方はこれだけでなく、金属非金属がどうの、フレネルがどうの、マイクロファセットが…と深く調べれば調べるほど濃い情報が出てきます。
今回のブログで興味をもっていただけたら、是非そういった深みまで調べてみるのはいかがでしょうか?
今後持っていて損はない「物理ベースレンダリング」の知識、調べるなら今でも遅くないと思います。
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