あれからもう1か月、時が経つのは早いものですね。
出張時、夜はちょっと冷えることもありましたが昼はちょうど今の大阪ぐらいの陽気で大変快適に過ごせました。本場のハンバーガーもうまかったなー。
会場や市街の視察の様子については後日公開予定のwebレポートにまとめられていますのでAGがどんな活動しているのか興味のある方はぜひそちらをご覧ください。今日はその時体験した事柄についてのお話です。
今回のメンバーは3名でしたが到着初日は他2名が酷い時差ボケだったためホテルチェックインやGDCのレジストレーションなどの必須タスクを終えた後、夕食前早々に解散して自由行動ということになりました。人生初のGDC出張、初サンフランシスコの夜を独りで過ごすことになったわけです。
初夜を祝うのにふさわしいレストランを探し求めて街に繰り出しました。
特にあてなくしばらくぶらぶら歩いていたところ、行列ができているお店を発見。
お店外観 お昼の景色
一人なのでカウンター席に通してもらいました
メニューから目を上げるとバーテンがシェイカーを振りながら首をくっとこちらに向けました。以下バーテンがB、わたしがIです。
B:What can I get for you?メニューを指しながらビールと料理1品を選んでバーテンさんに伝えます。
I:This beer and this one.B:Would you like anything to eat?先ほど頼んだセットで日本のファミレスでの1食分をオーバーする金額です。
ジェスチャー含めてもう十分と伝えました。
後で思い返すと、その時バーテンさんは私のことをちょっと訝しんでいたんです。
ただ、その時は意外と通じるもんだとちょっといい気になって注文した品が来るのを待っていました。
さっとビールを入れてくれ、そのままキビキビした動きでシェイカーを振りだすバーテンダー。
料理はどこか裏の厨房で作ってんだろうなぁ、でもそれにしては注文見た後誰にも話してないよなこの人。どんなシステムになってんだろう・・・
そんなことを思いつつちょっと浮かれてぼーっとバーテンの動きを見ているとなぜか今作っていた飲み物を私に出してくるじゃないですか。
I:Hmm? I didn't order it.B:You ordered this?キョトンとするバーテンダー。ひょっとして何かのサービス?とか思いつつしばらくすれ違った会話をした後、バーテンの言葉でようやく気付きました。
B:Don't you want this margarita?I:!!!マルガリータか! 愚かなことにピザの
マルゲリータと勘違いしていたのでした。
そういやここMexikan Bistroって書いてたっけ。あと、メニュー2つもらったのに1つのメニューでどちらもオーダーしてたっけ、、、
あれはドリンクメニューじゃないかー。
バーテンは親切にもオーダーを取りさげようとしてくれていたのですが、勉強料と割り切ってマルガリータも受け取ることに。
2種類のアルコール飲料を同時に頼むという愚挙を恥じ、再度メニューをもらって料理を頼んだのですが、ここで更なるプチ悲劇が。
後でわかったのですがマルガリータなど一定額以上の飲み物を頼むと付け合わせでパンケーキ?みたいなのが付いてくるシステムなのでした。
写真だとわからないですが中々の量です。はっきり覚えてないのですが丸くて薄いモチモチしたホットケーキみたいなのが6枚ぐらい入っており後から頼んだ料理も含めると結構な夕食となってしまいました。
マルガリータが来たときはすっかり打ちひしがれたものですが、この流れ
意外と悪くなかったんですよ実は。
このダメダメな一部始終を見ていた人が一人いたのです。
私はちょうどカウンター席の角に座っていたのですがその角を曲がったすぐ隣の席に素敵な米国人老紳士が座っていらっしゃいました。
マルガリータを受け入れて苦笑いしていた私がちらっとその方を見た時、まぁそんなこともあるさという感じで肩をすくめてニコッと微笑みかけてくれました。
I:I mistook this for some kind of Itarian Pizza. マルガリータを指さしながらそのおじ様に話しかけたところ、何とおじ様はちょっと身体をこちらに乗り出して肩をポンポンと叩いてくれたのです。
な、なんてフレンドリー!!!
そこから話に花がさき、願ってもない楽しい夜になったのでした。
皆さんも出張などに行かれることがあったら現地の人と触れ合う機会を積極的に持つようにしてみてください。最初はちょっと勇気がいるかもしれませんが思わぬ楽しいひと時を得られるかもしれません。
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