2016年5月16日 (月)そのものらしさの感じ方
おはようございます。本日の当番、CGデザイナーのY.Yです。
先日、京都に行ってきました。
家から電車で40~50分程度の近場にあり、気軽に行くには良いところです。
思い立ったきっかけとしては、前に見た狐面のことを忘れられず、どうしても伏見稲荷大社に買いに行きたくなってしまったためです。
しかし、稲荷大社には以前京都に行った時に登ったし違うところに行きたいな…と思い、稲荷大社では入口近くで狐面を買うだけに済ませ、今回は二条城に行ってみることにしました。
国宝であり、世界遺産でもある、徳川家康が建てた二条城。
ここに昔家康がいたのか、と考えるとなんとも言えない感慨深さを感じます。
見るべき場所は沢山ありましたが、その中で一つ印象的だったものがあり、廊下などに使われている『鴬張り』というものです。
鴬張りとは、特殊な製法によって作られた床であり、その上を歩くときゅっきゅっと音が鳴るようになっております。
知識としては持っていましたが、実物を見るのは今回が初めて。
本当に歩くだけで音が鳴るんだな、こんな風な音なのか、などなど…。
今まで想像でしかなかったものが頭の中で確立されていく感じです。
さて、そんな『頭の中で確立されていく感覚』は珍しいものでなくても身近なもので感じることは多々あります。
例えば…
今まで意識してなかったけれど、モデリングする際に実物をまじまじと観察した時。
人体の構造の分かりづらい部分を自らの体に触って確かめてみた時。
物理的なものの見え方を理解した上で改めていろんな物を見た時などなど…。
それら全て、意識して実物を見た、というタイミングで感じます。
パッと見の色や形から感じ取れない、そのものらしさを感じ取れるのはやはり実物を意識して見た時です。
最近はネットで大体の物の画像が見れる時代になってきていますが、やはり深いところまで感じ取るには実物を見ることが一番ですね。
ちなみに二条城の中は撮影禁止になっており、中を見ようと思った場合は一度足を運んでみるしかありません。
鴬張りだけでなく、豪華な障壁画、荘厳な庭園、そして何よりもあの徳川家康が居た場所に立った時の何とも言えない感覚…。
休日の予定に二条城はいかがでしょうか?
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