2016年5月11日 (水)使いこなそう!
おはようございます。本日の当番CGデザイナーのJ.Sです。
私たちゲームの製作現場では、キャラクターや背景のポリゴンモデルを作るための、いわゆるDCCツール以外にもさまざまなツールが使われています。
例えば、今私が使っているツールもそんなツールのうちの一つで、草や木といった植物を作るための専用の、とてもユニークで高性能なツールです。
それはもう、どんな枝ぶりか、葉の形はどうか、高さ、枝の茂り方といったおおよそ必要な全てを自由に設定できてしまいます。
基本そういった一つ一つの植物アセットとしての特徴を決める要素は、数値パラメータ制御で決定されます。
しかし、どうしても枝ぶりなどがそれだけではうまく形作れない時など出てきてしまいます、そんな時はどうするか?
なんと枝を一本一本ワンタッチでダイレクトに長さや角度など調整できてしまい、さすが専用ツールといった器用さです。
ただ、いろいろなことができてしまう分、調整しなければいけなかったり、理解しなければいけないパラメータがとても多く、最初はとっつきにくく、なかなか使いこなすのが大変です(どんなツールでもこれが一番難しいんですね)
またこういった高性能なソフトをただで使えるわけではなく、会社として、ツールの開発元にライセンス料を払って使用している場合もあります。
高性能な分安くはなく、個人の趣味で使用・導入する分には結構敷居が高いのが玉にきずですね。
しかし、会社で仕事で使用しながら休み時間などにその機能をいじり倒してさらに深いところまで習熟してしまう分には自由!です。
もしこれからゲーム会社に入られる方で、そんな便利なツールを自由に触れる機会に出くわしたならば、思う存分チャンスを活用してくださいね!
植物を作るツールの話をしましたが、それ以外にもきっと興味をひかれるツールがありますよ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「CGデザイナー」カテゴリの記事
- 心休まるアニマルホリデー(2019.03.14)
- 本格スパイスカレー作りに挑戦!(2019.02.21)
- ジョジョ展に行ってきました(2018.12.27)
- 京のかたな展に行ってきました!(2018.11.15)
- 熱い戦いは続く(2018.11.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント