2016年7月29日 (金)言葉で表現するということ
おはようございます、モーションデザイナーのN.Kです。
先日のモーションデザイナーのY.Nさんのブログでも取り上げられていました、「作る理由を思い描いて言葉で説明する事」ですが、実際に仕事をする上でも求められます。
仕様書や指示通りに作成するのはもちろんですが、作成した人がどういったところを注意したのか、指示通りに表現をするためどこに重点を置いたのか、どういうイメージなのか、参考にしたものは何か、など、モーションを見せる相手にプレゼンをするかのように説明できると非常に良いです。
その理由として、モーションを見る側も「なぜこういうポーズにしているのか」
「この動きにしたのはナゼか」といった質問をするでしょうから、
それらに対して説明ができないと、どのように伝えたら理解してもらえるのかと、
立ち止まってしまいます。
ですからお互いに理解を深めるためにも、よりクオリティを上げていく上で
大事な部分なのです。
「仕様書通りに作成しました」
の一言で済むかもしれませんが、見る側もそれを分かっている上で見ているので、
どういったところを見て欲しいのかを伝えることで、説得力も増し重点的に見る
ところを絞ることができます。
また口頭だけでなく文章でのやり取りで説明する場合もありますので、
言葉だけでなく文章に起こすことも勉強すると良いです。
初歩的なところではありますが、作り手の意図を伝えることはモーションの底上げや
クオリティアップへの近道にもなると考えています。
私自身、言葉や文字に起こすことが苦手ではありますが、できるだけ伝わりやすい
ように気をつけて、よりよいモーション作成のため勉強しています。
どうか、 「作品制作で手一杯だ!」 とならずに、「言葉で表現すること」「言葉で説明すること」も学んでいって欲しいと思います。
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