2016年7月 1日 (金)機能をまとめてひとつに
皆さん、こんにちは。
本日当番のプログラマーのR.Hです。
今回はC#で開発する上で知っておくと便利なことをひとつ紹介したいと思います。
C#は簡単なフォームアプリケーションを作成する場合に便利なのでよく使うことが多いです。
フォーム上に適当にコントロールを配置していくだけで、見た目だけならそれっぽい感じのアプリケーションがものの数分でできてしまうのはすごいですよね。
あとはこれに対してイベントや処理などを実装していけば良いだけです。
たとえば、フォーム右上に配置してあるボタンをクリックするとファイルダイアログが開いて、ユーザーが任意のファイルを選択できるように処理を追加したとしましょう。
また、その時選択したファイルのフルパスを左のテキストボックスに表示する機能も付け加えておきましょうか。
これでファイル選択ボタンとそのフルパスを表示させる機能が完成しました。
さて、この機能を別のアプリケーションで使いたいときにどうしましょう。
また一から配置して処理を実装するのは面倒ですよね。
そんなときに便利なのが”ユーザーコントロール”です。
これは、フォーム上に配置できるボタンやテキストボックスなどと同じコントロールをユーザーが新規で作成できるのです。
まず、プロジェクトにユーザーコントロールを追加しましょう。
ファイルを追加するときの項目の中にユーザーコントロールがあるのでそれを選択します。
あとは先ほど同様、テキストボックスとボタンを配置しイベントや処理を追加しましょう。
そうしたら一旦ビルドします。
するとツールボックス上に先ほど追加したユーザーコントロールが追加されているはずです。
あとは他コントロール同様に配置するだけですので、他のアプリケーションで使いまわす場合も簡単です。
もちろんユーザーコントロール自体もコントロールですので、イベントや処理の実装ができます。
シンプルなものから複雑なものまでオリジナルのコントロールを作成することができます。
上で紹介したファイル選択とフルパスの表示や、リストボックスとコンテキストメニューを組み合わせたものなど、シンプルなものから作成してみてはいかがでしょうか。
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