2016年8月 1日 (月)うわさのあいつ
おはようございます、モーションデザイナーのK.Cです。
モーションマンである以上私もキャプチャ撮影に参加することがあります。
昔そういう場でモーションアクターさんと雑談した際、面白い話を聞きました。
モーションアクターやスーツアクターなどの画面では顔がわからない仕事でも
体重のかけ方やアクションのキレ等で中の人が誰だかわかる場合はある。
あの作品でてませんでした?って後日聞いたら当たっていたのは良くある話。
…とのこと。
へー。とは思いましたが、 そういや特撮ファンが「あの●●ライダーは××さんの動きだよな」とか 良くネットで言ってるなぁ。と合点がいきました。
とは言うものの、実は我々モーションマン同士でも誰が動きを作ったかってのが
わかる時があります。
ポージングセンス。メリハリの付け方。動かし方。
等々で、知り合いなら××さんだなコレってわかりますし、
知らない方でも「このキャラとこのキャラは作った人同じかなぁ」
となんとなくですが予想がつきます。
さて、ここまで話しました
・顔がわからなくても誰だかわかる演技
・誰がモーション担当だかわかるキャラ
これらには総じて共通することがあります。
【上手い】上に独特の味がある。
はい。【】内は重要です。
上記を語っている方々はその時リスペクトの念がかなり籠っているのですよ。
あの人すごいよなぁ。とかカッコいいよなぁ。とかそんな感じ。
もちろん逆に悪目立ちで誰だかわかる人も居るでしょう。
しかし、こうやって話に出てくる人はみな凄腕の持ち主。
自分もそう言われるようになりたい気持ちを込めて語り合っている訳です。
まぁ最近はキャプチャ精度も高くなり、ノイズ編集のみの デモも増えたことでモーションマンの色を出す機会も少なくなってきましたので 傾いたキャラがガンガン動くアクションゲーム等でしか わかりにくくはなってきてるんですけどね。
え?私?
昔、言われたことありますよ。すぐわかるって。
…もちろん悪目立ちの方でなっ!
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