2016年8月 5日 (金)カットの話(エスタブリッシング・カット)
おはようございます。本日の当番、イカのフェスが大好きなモーションデザイナーのS.Mです。
もうネタが残り少なくなってきましたが、カットの話をしていきたいと思います。
今回ご紹介するのは、「エスタブリッシング・カット」です。
これは後に続くカットがどの場所で、どの時間で起きたことかを説明するカット、簡単にいうと状況説明カットです。
これは映画の始まりや、場面が切り替わるタイミングで使用される、とても基本的かつ重要なカットです。
このカットがないと、みているお客さんが混乱します。
急に場面変わったけど、時系列いつでここどこよー!と。
特にSFやファンタジー大作とかになると、冒頭に長尺で使用されますね
。
見る人にわかりやすくするために、今からこんな広大な世界で物語が始まりますよーと、ちなみに大抵はロングショットかフルショットで映し出されます。
さらにもうひとつご紹介、「スプリット・スクリーン」という撮影法です。
これは一画面において、二つないしは複数に分割されて映される映像の表現技法です。
わかりやすくいうと監視カメラの映像のようなものです。
1画面にいろんなカメラの映像が映し出されている画を想像して下さい。
これは登場人物の多い場面で、状況を説明をするカットとしてもよく使われます。
具体的な例でいうと、刑事もので犯人を待ち伏せする場面、配置についたかと無線で連絡しあうときに、一画面を切り分けて違う場所にいる刑事達を同時に映し出すあれです。
おもしろい使いかたでいうと、漫画のコマのような見せ方もスプリット・スクリーンを使用します。
コミック原作の映画やアニメではたまにみられますよね。
今年の夏も大作映画が大量に公開されていくと思います。家でDVDもいいですが、映画館の巨大スクリーンで、エスタブリッシング・カットをたっぷり楽しむのはいかがでしょうか!
それではまたー
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