2016年10月31日 (月)お勉強
おはようございます、CGデザイナーのH.Iです。
最近のお仕事の話で、勉強しないとな~と思うことがありましたので今日はその話をしたいと思います。
僕はキャラクター作成がメインのお仕事になるのですが、単純にモデルを作成するだけではなくて、ゲームでどんなふうに登場して、動いてほしいのかといった仕様を考える仕事もしています。
これは、キャラクターがどういったカテゴリーになるのかによっても様々ですが例えば、以下の様な感じのカテゴリーがあります。
・プレイヤー
ユーザーが動かせるキャラクター
・NPC
ユーザーが動かせないキャラクターで
プレイヤーにとって重要な立ち位置のキャラクター
・エネミー
プレイヤーにとって敵対しているキャラクター
そのまんまですが、敵キャラで、いわゆる雑魚キャラ
などはここに該当します。
・ボス
これもそのままですが、アクションゲームなどで言う
強めのエネミーになります。
これを倒すと、大きなご褒美がもらえたりする
のはよくありますよね。
・モブ
賑やかしでステージに置かれているキャラクターです。
よく、村人A、Bといったキャラがいますがあれが
モブです。デザイン的に特徴が無いのが特徴と言った
感じです。
これらのカテゴリーに属するキャラクター達は同じキャラクターでもステージにおける目的が違うので、それぞれ仕様を考える必要があります。
簡単に言いますと、例えば
プレイヤーはユーザーが動かすキャラだからポリゴン数はもっと増やそう!や、顔のアニメーションはリッチに動かしたいから骨を増やそう!とか
NPCは固定のポーズしかとらないから、骨数を減らそう!とか
ボスキャラはプレイヤーみたいに画面に近づくからプレイヤーと同じ様に作ろうとか!
モブキャラはたくさん登場させて、ランダム感を出したいから服が変更できたり色を変えれるようにしよう!とか
などなど、そのキャラクターがどんな使われ方をするのかを確認しながらどんなふうに作るのか、を考えていく必要があるのです。
その他にも、作業効率を上げやすいように作る、使いまわしが出来るようにするといったインフラの整備も必要です。
決めた仕様に基づいて、プログラマーと相談しながら搭載方法を決めて進めるわけですが、ここでプログラマーにちゃんと伝わる様に話す必要があるため、少しプログラマー的な考えが必要になってくるのです。
今まではデータを作りさえすれば良かったのですがそれだけでは、画面にキャラクターが出ませんので、プログラマー的思考という物がデザイナーにも必要になってくるわけです。
僕自身、まだまだ勉強中で、たまに「それは何の値を取るの?」とか、どのデータを読むの?
といった質問をされたり、「それってこの場合はどうなるの?」って聞かれた時に答えれなかったりすると、話が進まず非常に時間がかかってしまうわけですね。
ゲームCGデザイナーを志す方々は、今からでもいいので少しプログラマー的思考を身につけるため勉強をしておくといいかもしれません。
まずは、プログラマーと話すところから始めてみては如何ですか?
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「CGデザイナー」カテゴリの記事
- 心休まるアニマルホリデー(2019.03.14)
- 本格スパイスカレー作りに挑戦!(2019.02.21)
- ジョジョ展に行ってきました(2018.12.27)
- 京のかたな展に行ってきました!(2018.11.15)
- 熱い戦いは続く(2018.11.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント