2016年11月22日 (火)ルネサンス情熱
おはようございます。
CGデザイナーのS.Mです。
先日、大阪の国際美術館で開催されている特別展に行きました。
「ヴェネツィアルネサンスの巨匠たち」という特別展で、ヴェネツィアのアカデミア美術館が所蔵しているルネサンス期の絵画が展示されています。
15世紀から16世紀にかけてのルネサンスの最盛期の作品、主にキリストの宗教画が見られます。
個人的にティツィアーノとティントレットの作品を見ることが出来たのが大きな収穫です。
特にティツィアーノの受胎告知(聖母マリアがイエスを身篭った事を天使が告げる出来事)はそのスケールと荘厳さに圧倒されます。
イエスやキリスト教徒にまつわる物語の作品、歴代のローマ教皇、執政官の肖像画等、バリエーションのある特別展でした。
そんな昔の作品ですが、この頃の宗教画や歴史画、神話を題材にした作品はどの人物が誰なのか、どういう状況なのかよくわからない時ってないでしょうか?
作品の題名を見て「あ、この人物はあの人か。」と気づく人も多いはずです。
画家たちは描かれている人物が誰なのかを一目で理解させるよう工夫をこらしています。
例えば上記の受胎告知のマリアなら・・・
といった感じで登場人物の持ち物、着ている服や他の人物との兼ね合いで誰なのかどういった状況か判断することが出来ます。
これを西洋美術の用語でアトリビュートといいます。
キャラクターデザインをする上でキャラクターを象徴するものを付け加えたりカラーリングのメリハリを利かせると印象深くなる原理と同じだと思います。
アトリビュートは他にも沢山あるのでそれらを知れば知るほど絵画鑑賞が楽しくなると思います。
ちなみに今回紹介した特別展は来年の1月15日までは開催されています。
興味のある方は一度いってみてはいかがでしょうか。
そして次に開催される特別展はクラーナハの作品…!
また観に行かねば!
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