2017年2月23日 (木)カットの話(マッチカット)
おはようございます。本日の当番、最近海賊と侍と決闘しているモーションデザイナーのS.Mです。![]()
今回もいよいよネタが残り少なくなってきたカットの話をしていきたいと思います。
今回ご紹介するのは、「マッチ・カット」です。
これは本来ならつながらないはずの異なるシーンを、視覚的、聴覚的、あるいは比喩的対応によってつなぐ撮影技法です。
簡単にカットの具体例をあげましょう。
宇宙飛行士にあこがれている野球少年がいます。少年が打ったボールが空に上がっていきます。
カメラはそのボールを画面中央で追っていき、ボールのアップの画が徐々に宇宙に空間にある丸い地球の画になります。
カメラが引いていき、その地球をみている宇宙飛行士の画になります。
これは物の形をマッチさせて切り替えるマッチカットです。
もうひとつ具体例をあげます。自室でダンスを練習している少女がいます。少女がフィニッシュでくるっとターンをするところでカットが変わります。
次のカットで決めポーズをする少女は大人の女性に代わっていて、舞台の上で拍手喝采されている画になります。
これは演者の動きに沿って切り替えるマッチカットです。
他にも目をつぶって開けば、別世界になっている等はよく使用されるマッチカットですね。
このようにマッチカットをうまく使えば、時間も場所も大きく異なるシーンを観客にストレスを与えることなくつなぐことができます。
さらにマッチカットは演出しだいで、具体例にあげたカットのように物語性を含ませたりと、
様々な表現ができる重要なカットです。
マッチカットは映画の冒頭等に、観客の関心をあげるのによく使用され、凝ったものが多いので、映画を見る際気をつけてみてください!演出の勉強になりますよ!![]()
それではまたー
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