2018年5月17日 (木)現実で掴むイメージ
おはようございます。
人生という迷宮に挑む冒険者であり、今週のブログ当番、プランナーのO.Oです。
5月になり、暖かく過ごしやすい季節になってきました。
冬の間は寒さで家に籠もりがちだった方も、暖かくなってきましたので、休日は外に出かけてみてはいかがでしょうか?
ということで、私が最近やりはじめた、実際に歩いて、見て、体験しながらイメージする、あるトレーニングについてお話したいと思います。
元々、私は歩くことが好きで、休日の日中は外に出て、色々と歩き回るようにしていました。
ただし、歩くこと自体が目的だったため、漫然と歩くことが多かったと思います。
そんな折、昨年参加させて頂いたCEDEC2017のセッションで、ある開発の話をお聞きして、目から鱗が落ちるのを感じました。
それはゲーム内の距離などの規模感を現実の規模を参考にして、ゲームが作られたというお話でした。
それ以来、ただ漫然と歩くのでなく、色々な場所に行ったりイベントに参加して、もしこれがゲームの中だったらどうなるだろう?と考えながら歩いてみることにしました。
今回は実際にゲームにしたらどうなるだろう?と考えながら参加してみたスタンプラリーのイベントを例にお伝えしたいと思います。
色々な神社巡り=色々な神殿を巡れば、神殿でどういった恩恵を得られるのだろう?
山を登り=山を登った頂上では、一体何が待ち構えているのだろう?
吊り橋を渡り=吊り橋という不安定な場所で、どういった緊張感のあるイベントが作れるだろう?
苦労の末、ゴール地点にたどり着く=たどり着いた目的地には何が待ち構えている?
このスタンプラリー自体、スタートからゴールまで色々な場所を巡り歩くもので、4時間ほど掛かりました。
これをゲームに置き換えるのであれば、巡った場所ごとにイベントを用意すれば、4時間近いゲームイベントが作れるのではないかと思いました。
その他にも展示会などでは、展示会場をダンジョンに見立てて、1つの展示物に見るのに掛かる時間をバトルに置き換えたり、会場全部を回る時間をダンジョンをクリアする時間にしてみたりしてみました。
ゲームを作る上で、自分の頭の中でイメージしたものをゲームに取り入れることは重要だと思います。
ただ、ゲームへの没入感をより高めるためには、実際に現実で掴むイメージをゲームに取り入れることも重要だと感じました。
皆さまも一度、イベント事に限らず身近なことで良いので、これをゲームに置き換えたらどうなるだろう?と考えながら過ごしてみてはいかがでしょうか?
私は新しいアイデアをゲームに取り入れるべく、次はどんな新しい体験をしようかと考える毎日です!
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