2019年7月18日 (木)モーションの面白さ
おはようございます。
本日のブログ当番モーションデザイナーのR.Nです。
今回は、モーションデザイナーという職種の面白さについて少しお話ししようと思います。
モーションデザイナーと言っても大きく分けて2種類あります。
一つ目はカットシーンなどの映像関係を作るモーションデザイナー。
二つ目はインゲーム系のモーションを作るモーションデザイナー。
インゲームというのはプレイアブルの画面に映っているキャラクターたちのモーションを指します。
アクセスゲームズでは、どちらも作ることはありますが、主にインゲームのモーション制作をすることが多いですね。
映像系、インゲーム系共に違った面白さがあります。
映像系は、キャラクターにどういった演技をさせるか、かっこいい決め絵を考えるという面白さですかね。
最近でいうと某アメコミ映画が非常に良かったです。
食事しながらの会話シーンだったり、夜の街で敵から逃げるシーンだったり、キャラクターの演技力がとても際立ってました。
インゲーム系は、ゲームをコントローラでプレイしているだけで、ユーザーが重さを感じたり、爽快感や達成感を得る瞬間を体験させるものを創ることができるのが面白いところですね。
例えば、某有名なアクションゲームのキャラクターを前に移動させている時に加速感が感じられたり、スタミナ切れた時キャラクターが、疲れているのを感じたりしますよね。
少し掘り下げた話をすると、アクションゲームをしている時にボタンを押しただけなのに、当てているかのような感覚を感じたことありませんか?
あれは、ヒットストップというのを入れており、そうすることで一瞬止まった絵が入っています。そうすることでユーザーがよし、当たった!というのを感じさせてくれる効果があります。こういったことが、すべてモーションだけでそう感じさせているというわけではないのですが、プレイヤーにそういった体験をさせるのに効果的なのがモーションではないかなと自分は思っています。
これはあくまで一例なので、他にも工夫している表現がいっぱいあります。
こういったゲームの仕組みを知るとまた違った面白さを感じてくるかと思うので、ぜひ色々なゲームをして探してみてください。
ゲームがただ好きではなく、どういった仕組みでそう感じているのか、そしてそれを体験した時良かったのか、悪かったのかまで分かってくるようになればもっと楽しくなると思いますよ。
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