« 『D4: Dark Dreams Don't Die』発売のお知らせ! | トップページ | SWERY interview / Look At Me Russia »

2014.12.26

SWERY interview / My Games Lounge

ご来店ありがとうございます

SWERY2014年に回答したインタビューを掲載します。

リンク先も是非ご覧下さい。

 

Thank you for visiting.

We post articles of SWERY interview in 2014.

Please click the link below to read the article in English.


Interviewer:Ross Denby

MyGamesLounge

リンク:http://www.mygameslounge.com/blogs/d4-dark-dreams-dont-die-exclusive-interview/

D4:Dark Dreams Dont Die インタビュー

1. ようこそSWERY!

まず、E3にて、D4の大変興味深いデモを拝見させていただきました。

体験者の反応はいかがでしたか?

SWERY:

多くの方々に体験版を遊んでいただき、大好評でした。

特に特徴的だったのは「Kinectのイメージが変わった」「こういう風にKinectを使ってゲームをデザインすれば良かったのか」など、根本的なメカニクスに対してポジティブな反応をもらえたことです。

ストーリードリブンなゲームと、フィジカルコンピューティングは相性が悪い!というような常識を覆す作品になれば良いとおもってデザインしてきたので、その甲斐がありました。

 

2. D4のビジュアルには大変感動させられました。

このような表現をするのにいったいどれほどのアートワークと準備を要したのでしょうか?

SWERY:

まず始めに、新しいアートイメージを作成するためには、アーティストだけでなく、ゲームデザイナーや、プログラマーにも理解が必要だと考えました。

そこで、多くの絵画や映画、実験映像、イラスト、サンプルプログラム、それと大量の書籍を用意して特徴的な「絵」というものを学ぶことから始める必要がありました。

その後、その特徴的な「絵」について、今回採用すべきは『エッジ』と、『抽象化』と『ライティング』であると適宜して、アーティストとプログラマー、それに僕の三本柱で3ヶ月間をかけて最初のイメージ出しを行いました。

その後は、現在に至るまで発見と挫折、調整を繰り返しながら、開発を続けている状態です。

 

3. 具体的に、ヤングの記憶はどのように引き出されるのですか?

また、メインストーリーとはあまり関係のないものもあるのですか?

SWERY:

デイビッド・ヤングはメメントと呼ばれる遺留品に触れることで、実際に過去の世界へ潜ることが出来ます。

詳しい話は発売前なので、まだ話すことは出来ません。

実際に商品で遊んだ後、D4を気に入ってくれたら、もう一度同じ質問をしてもらえますか?

 

4. E3のデモでは様々なことに感銘を受けましたが、その中でもキネクトの機能性はすばらしいものでした。

D4は通常のコントローラーを一切使わずに遊ぶこともできるのでしょうか?

また、このようなインタラクティブなゲームをデザインするのは難しいですか?

SWERY:

ありがとうございます。

D4は「コントローラーを一切使わずに、最初から最後まで遊ぶことの出来る“世界で最初の”アクションアドベンチャーゲームです。」

ギネスに申請してみてもいいかも(笑)。

D4のような、全く新しいゲームをデザインする場合は、当然苦労がつきものです。

紙面上では面白そうなアイデアも、実際に作ってみると上手く機能しないことも沢山ありました。

新しいもの作るとき、多くの人間が「こうじゃないか?」「いや、きっとこうだろう」「こっちの方が良いのではないか?」という意見を出します。

アイデアを生み出す過程において、正解はまだ無い訳ですから当然です。

しかし、この“意見の群れ”は非常にやっかいで、試さないと、どの意見が正しいのか、誰にも分からないのです。僕自身にもです。

そういった苦労を経て、完成したのがE3でお見せした体験版です。

ですから、僕は自信を持って面白いと断言できるわけです。

 

5. Xbox 360ではできなかったけれどもXbox Oneでは実現できた、という機能はありますか?

SWERY:

グラフィックはもちろん、座ってくつろいでプレイするスタイルもそうです。

そもそもD4が動作している環境はCPUもGPUも、メモリも容量もネットワークも、すべて今世代へ向けたデザインなので、殆どが難しかったのではないかと思います。

 

6. D4には様々な風変わりなキャラクターが登場しますが、ゲーム中にはユーモアが多く取り込まれているのでしょうか?

SWERY:

もちろん。みんなソレを期待しているでしょ?

 

7. ゲームのリメイクやリマスター版がたびたび制作されますが、リマスター版があったらいいな、と思うゲームはありますか?

SWERY:

『クーロンズゲート』『クロノ・トリガー』『ポピュラス』『ポートピア連続殺人事件』かな。

理由は今の子供や、若者にもやって欲しいから。

 

8. ウォッチドッグスではハッキングが話題になりましたが、もしも世界中の誰でもハッキングできる、となると誰をハッキングしてみたいですか?

SWERY:

ダライ・ラマか、パリス・ヒルトン。

 

9. ゲームのキャラクターになってその世界に住めるとしたら、誰になってみたいですか?

SWERY:

う~ん難しい…。

もしゼルダのリンクになればお金が道に落ちてるけど財布が小さいし、マリオになったらキノコしか食べられないし…。

スカイリムだとドラゴンが怖いし、汗臭そう。

マインクラフトの世界じゃあ、ご飯は苦労しないけど、あの見た目の女の子には恋心が持てなさそう…。

戦争は嫌いだし、冒険も疲れそう…。パズルの世界なんて忙しくてもってのほかだ。

僕にとってゲームは現実世界を充実させる大切なもので、決してその世界へ入るための物じゃ無いのかもしれませんね。

以上、みんな愛してる!!

-----

またのご来店をお待ちしております。

Please come again

Have a lovely day! 

 

 

|

« 『D4: Dark Dreams Don't Die』発売のお知らせ! | トップページ | SWERY interview / Look At Me Russia »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: SWERY interview / My Games Lounge:

« 『D4: Dark Dreams Don't Die』発売のお知らせ! | トップページ | SWERY interview / Look At Me Russia »