SWERY interview / KOTAKU
ご来店ありがとうございます
今回お届けするのはSWERYインタビュー2015年 第1弾。
彼にとっての「video game」とは……?
Thank you for visiting.
Here is the 1st article of SWERY interview 2015.
Please click the link below to read the article in English.
リンク:http://kotaku.com/beer-masturbation-and-twin-peaks-a-conversation-with-1701491018
① SWERYが子供の頃、なりたいと思っていたものは何ですか?
SWERY:
幼稚園 ⇒ 一休さん
小学校 ⇒ 映画俳優
中学校 ⇒ 農夫
高校 ⇒ ジゴロ
大学 ⇒ ブラックバスを釣る人
② ビデオゲームの綴りは、video game とvideogame のどちらが好みですか? その 理由も教えてください。
SWERY:
どっちも好き。好きすぎて選べない。ごめん。
関係ないけど、ふと頭をよぎった言葉↓↓↓
「VIDEO KILLED THE RADIO STAR.
But
VIDEO GAME DIDN'T KILL ANYBODY. Right Zach?」
③ 最後に食べた物は何ですか? 味はどうでしたか? できれば写真も送っていただけますか?
SWERY:
ビールとカシューナッツとレッドブル
4/27の夕食です。
④ David Lynchがもしかすると新しいTwin Peaksに関わらないかもしれないということですが、 それについてどう感じていますか?
SWERY:
『クリスマスには本物のサンタが来ない』と初めて知った子供のような感覚。
⑤ もしShowtimeが貴方にTwin Peaksの一話の監督になってくださいと頼んできた ら、どうしますか? はいと答えますか?
SWERY:
「そのお金で僕がDavid Lynchを雇ってもいいですか?」と聞きます。
⑥ "video game"という単語について連想すると、どのようなことが浮かびま すか? 出来る限り教えてください。
SWERY:
僕にとってvideo gameとは摂食や睡眠ほど必要では無いが、
素敵な食事やお酒、昼寝や散歩、音楽やセックス
(またはマスターベーション)と同じくらい重要な存在です。
無くても死なないが、無ければ死ぬほどつまらない人生になる。
特にvideo gameを作るという行為は、とても重要です。
僕にとってvideo gameは遊ぶものであり、
作るものだから「特別」なんです。
どちらかが欠けるとバランスが取れなくなる。
video gameを遊ぶのも、作るのもどっちも必要なんです。
欲張りかな?
全く関係ないけど、昔、日本ではvideo gameはTVゲームと言いました。
いまは単にゲームと言います。
元々英語なのに不思議だなぁ、といつも思います。
⑦ GTAのようなゲームでは、どのようなプレイをしますか?
SWERY:
コリジョンの隙間を探したり、無敵になるglitchを探したり、
(仕様的に)やっては駄目そうなことを、ワザとやったり…
つまり、ずっとバグチェックしています。
きっと「どこまで自由度があるのか?」「この世界の限界はどこか?」
という作り手としての興味が先にくるからだと思います。
⑧ ビールはなぜそんなにグッドでイージーなんですか?
SWERY:
口では説明できない。
よし!パトリック、一緒に飲みに行くぞ!
⑨ TwitterでTomba 2にSWERYのクレジットは無かったと呟かれていましたが、それはどういった理由からですか?
SWERY:
「Tomba2の開発の中盤よりも後にプロジェクトに加わったから」と、
当時のディレクターに説明されました。
…腑に落ちない? 僕もです。
それにしても、よくTwitterを見てくれてるねw
いつもありがとう。
⑩ 明日誰かに「お前はもうゲームを作ってはいけない」と言われたとしたら、どうし ますか?
SWERY:
この質問だけ、本当に3日間考えました。
はじめは「絶望」という言葉しか浮かんで来ませんでしたが
2日目くらいに「怒り」に変わり、
つい先ほど「知ったこっちゃねぇ!」と結論した。
⑪ 今日の夜はどんな予定がありますか?
SWERY:
このインタビューが終わったら、あと2本くらいビールを飲んで、
買ったばかりの本(荒木飛呂彦の漫画術)を読んで、
シャラポワと泡風呂に入ったあと、
ハンニバルのシーズン2を見ながら寝るか
『Westerado:Double Barreled』か何かをクリアします。
⑫ ファン達にD4の新しいエピソードが出るという約束はできますか?
実は今制作中だったりしますか?
SWERY:
この世には「絶対」というものは存在しない。
でも、今現在頑張っているという証拠は見せることは出来ます。
どうですか?
もっと見たい?
今は、これが精一杯。
⑬ なぜMicrosoftはD4 PC版に関わっていないのですか?
SWERY:
理由はとても入り組んでいます。
複雑なミーティングやメールのやりとり、楽しいパーティや、
プレゼント交換の末に、全員が納得する形で
結論したということでしょうか。
ひとつ言える事として、
僕自身がコンシューマ市場とPC市場に感じている違いがあります。
コンシューマに比べてPC市場のほうが、よりコミュニティ形成が重要であり、ファンとの交流や、物作りに対するクリエイターの姿勢、
それに開発スタジオの個性が問われるということです。
そういう市場で[D4: Dark Dreams Don't Die]という作品を
新しく認知してもらうためには、出来るだけフットワークを軽く、
真摯にエンドユーザーとの距離を縮める必要があると考えています。
アクセスゲームズにとってPC版のゲームを作ることが、
今回初めての経験です。
ですからPC版のゲームを売るのも始めて。
今回のPC版D4を通じて、多くの経験を積んで行ければと思っています。
⑭ D4のマーケティングにはがっかりしたと言っておられましたが、どういうことがあった のか詳しく聞かせていただけますか?
SWERY:
D4の発売後、多くのファンやメディア、開発者の方から
「SWERYのファンです!いつも応援しています!
…ところで、今、何を作っているの? 新作は、まだ?」
と何度も聞かれました。
すでにD4が発売されているにも関わらずです。
非常にショックでした。
まあ、でも過ぎたことは忘れて、これからもPRを続けていくつもりです。
D4のPC版では、より多くの方々にこの作品を認知して、
遊んでいただけるよう、草の根活動を続けていきたいと思います。
今日はインタビューの場を設けていただき、ありがとうございました。
単なる移植ではなく、
PC版としてリデザインされたD4: Dark Dreams Don't Dieを是非、
お楽しみに!
以上、みんな愛してる!!(I
Love You All!!)
-----
またのご来店をお待ちしております。
Please come again
Have a lovely day!
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- SWERY interview / WIRED(2015.07.14)
- SWERY interview / Game*Spark(2015.06.19)
- SWERY interview / The Metropolist(2015.06.15)
- SWERY interview / Metro.co.uk(2015.06.12)
- SWERY interview / Destructoid(2015.06.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント